10.変な話2 みんな簡単にはワケラレナイ。
- 小説ゼミ1
僕達はパズルのようなもの?
それともレンガか、おもちゃのブロックのようなもの?
ひとりになりたいといっておいて、
ひとたび何かひとつ災難が、それこそ嵐、雨あられの勢いをもって
降りそそげば数日もたたずにひとりは嫌だといいだす。
まるでひとりひとりが、か弱い1匹の兎になってしまったみたい!
その嵐と雨あられは貴方達が、どこからかもってきて
そこかしこの地面へ種の様に蒔かれて2日とたたずに大きく育つと
やがて先程、述べたようななにかひとつの災難になる。
(もってくる?どこから?実は口汚く罵る癖があるひとから吐き出される!)
それは囁いてくるような音をたてながら空へぐんぐんと昇っていく。
……なんでか、上から笑いかけてきた……ウィンク付きで。
全身に鳥肌がたつぐらいムズムズしてきた…
自分達の悪い感情が、まったく別の意思をもって、
暴れているという事は、とても不気味なものだとおもう。
すぐにでも除草剤を撒けばよかったのに!
(そんなことしたら種の持ち主ごと死ぬかも!)
しばらく口を慎んでおとなしくしなさい。そうすればじきに枯れてしまうよ。
・この作品のイメージ
こういう話はキツイ、下品な言い方になっていないか心配になる。
なんとなく聖書から思い浮かんだ。
私は、ストレートな言い方になる事が多いので、少しでも優しい言い方になるように心がけている。