2025年春、芸術専攻文芸領域の修士課程を修了いたしました。
修士一年目の演習ゼミⅡにて制作課題として提出した『リチャードとひまわりの物語』を、このたび完成させ、2025年11月1日付で拙著として上梓いたしました。本作の制作にあたりましては、在学中に先生方より賜りましたご指導の一つひとつが、完成への道標となりました。ここに心より感謝申し上げるとともに、謹んでご報告申し上げます。
章構成においては、144ページにわたる物語の語り口と情感の調和を目指し、試行錯誤と推敲を重ねました。総数35枚に及ぶ挿絵は、複数のAIツールを駆使し、各章の世界観に応じて異なる作風で描画しております。場面ごとに個性的な雰囲気を与えることで、読者の皆様の想像力を喚起し、物語の深層に触れる視覚的体験を目指しました。一人の少年の成長譚に奇想天外な展開を織り交ぜ、多様な視覚表現との融合を通じて、新たな文芸表現の可能性を探る一作となったと感じております。
本書が、読者の皆様にとって、これまでにない新鮮な読書体験となり、総合芸術としての文芸作品の魅力をお届けできましたら、これにまさる喜びはございません。
なお、本書の制作にあたりましては、文章・作画・DTP・編集のすべてを私一人で担当し、Adobe InDesignを用いて印刷用PDFを作成いたしました。印刷にはAmazonのPOD（プリント・オン・デマンド）方式を採用し、ペーパーバックと電子書籍に仕上げております。
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『リチャードとひまわりの物語』
もう一つのリチャード・トレビシック物語
（産業革命の機関車の発明者）
初版第1刷発行：2025年11月1日
著者：東川達三
定価：ペーパーバック、1,980円（税込）
仕様：並製
判型：185mm × 210mm／144ページ
ISBN：978-4-911058-10-7 C1022
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電子書籍：600円（税込）
