日記3 10月2日 木
- 小説ゼミ1
10月2日 木
髪を切りに行く。
蒼白い顔をしながら鏡の前にいた。
昨日は一晩、眠る事がなかった。
こういう時はうまくいえないけど静観というか
自分だけ夜中に放り込まれていつまでも歩みを
止めず佇んでいるような妙な感覚になる。
まるで誘蛾灯につられるような心許なさだった。
そういう時こそスカートよりパンツの方が心強い。
男の子になったつもりでいつも強気でいたいものだ。
そうおもえば帰りに雨が降ったとしても
平気でいられるかもしれない。
10月2日 木
髪を切りに行く。
蒼白い顔をしながら鏡の前にいた。
昨日は一晩、眠る事がなかった。
こういう時はうまくいえないけど静観というか
自分だけ夜中に放り込まれていつまでも歩みを
止めず佇んでいるような妙な感覚になる。
まるで誘蛾灯につられるような心許なさだった。
そういう時こそスカートよりパンツの方が心強い。
男の子になったつもりでいつも強気でいたいものだ。
そうおもえば帰りに雨が降ったとしても
平気でいられるかもしれない。