個人ポートフォリオ PORTFOLIO

在学生、修了生、教員による研究活動や制作物の情報を公開しています。

髙岸 延江 タカギシ ノブエ

所属:芸術専攻 芸術学・文化遺産領域

東京都在住、出身は横浜市です。「鏑木清方が大正時代に横浜の金沢八景で描いた絵日記が日本画の作風に与えた影響」を研究したいと思い入学しました。よろしくお願いいたします。

4月ゼミを振り返って

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21日はゼミの発表をいたしました。三上先生、大橋先生、多々ご指導をいただきありがとうございました。

鏑木清方の作家性と自己意識を考える

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大橋先生のご指導を受けて、「近代日本画家の作家性と自己意識-鏑木清方の事例―」を自分なりに考えてみました。

もう一つの日本画の近代化~浮世絵・挿絵系画家の挑戦:「『朦朧』の時代」を読んで~

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「朦朧の時代」(佐藤志乃:人文書院)は横山大観、菱田春草らに代表される日本画の表現、「朦朧体」について、当時の批評をもとに変遷をたどり、彼らが西洋画に対してどう新しい日本画を構築していったかを記したものです。個人的な読後感は、一言でいえば「ダイナミック」でした。大観らは時代を先導し表現も美術界の組織もダイナミックに改革(挑戦)し日本画の近代化に大きな役割を果たしていました。転じて、今更の感はありますがこうした流れの中で浮世絵の流れをくむ挿絵画家である清方が、よく生き残ったものだと感じました。それはなぜか、実力がある、勉強をした、よい仲間がいた等々、理由は多々あると思われますが、大人しい清方(大観と比べて)がどう時代の波を乗り越え、自己の画風を確立したのか。「『朦朧』の時代」を読みつつ、清方の随筆等を読み返しそうしたことを考えました(あくまでも感じたことであり、問いを変えるという意味ではありません)。そこで、思いつくまま(認識違いもあるとは思うが)清方と大観を比較してみました。

清方の思いと明治大正の美術界

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新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

朦朧体と新聞データベース

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3月8日(土)は横山大観記念館へ行き、その帰りに図書館で新聞のデータベースを閲覧しました。

清方が挿絵を描いた小説を読んで

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このところ、毎日寝る前に清方つながりの本をジャンルに関係なく読んでいます。2月3月は年度末と人事異動が重なって忙しく平日はじっくりと勉強する時間が取れないからです。問いを変えたことに伴い、今まで読んだ本の読み直しが主ですが、新しい発見もあります。主な本を報告いたします。

大橋先生の「おすすめ書籍のご紹介」を読んで

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私は、どこで何を読んだかすぐに(?)探せるように、お役立ち情報は「情報宝箱」フォルダーに入れています。2月28日に大橋先生が投稿してくださった「おすすめ書籍のご紹介(2/22〜23「芸術文化研究指導」の再録)」は大切なことがたくさん書いてありましたのでそのまま保存しました。

外苑での研究指導Ⅲに参加をしました

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2月22日・23日は外苑での研究指導Ⅲに参加いたしました。三上先生、大橋先生から直接ご指導を受けたり、論文の考え方を教えていただいたり、書籍を紹介いただいたりとたいへん有意義な時を過ごすことができました。また、自分では調べきることができなかった「絹本に描く」難しさについて平光さんに教えていただいたり、芥川さんの素晴らしいディスクリプションを聴いたりと、出席した皆様からも多くを学ぶことができました。皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

先行論文や書籍の読み直しをしています

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問いを「清方の作風変化はどのように訪れたか」に変えたことにより、先行論文や書籍・月報等の読み直しをしています。

月報の文章分析について、ご教示いただいたこと

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大橋先生より、ポートフォリオで報告した内容について、事実確認の必要性や、新聞のデータベースの活用、図書館の活用についてご指導をいただきました。

清方の悩み?(支持体・サイズの変化)

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1つ月はあわただしく、前回報告したエクセルファイルのデータ化(検索しやすく整理)といった細かい作業や清方の描いた本を斜め読みする日が続いています。そうしているうちに、清方が挿絵画家から日本画家へ軸足を移すにあたり、技術上の悩みがあることを知りました(今まで知りませんでした)。

鏑木清方全集の月報とまとめ方の手法について

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■「鏑木清方文集」

再び金澤八景へ&藤村と清方

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このところ、フィールドワークをしたり読書をして過ごしています。12月1日は、再び清方が絵日記を描いた金沢八景を訪問しました。今回は主に柴漁港・乙舳など海辺をまわり、埋め立て前の海岸線(昔と地図を参照)から絵日記にかかれた位置を推測するなどしました。金沢区立図書館では、金澤中学校学区地図など、明治から大正期の写真が掲載されている資料を閲覧しました。これは、金沢区に住む友人からの情報提供により知ったものです。また、地元の史料には清方のことが小さく載っているものがありましたので、次回は図書館滞在にもう少し時間をかけたいと思っています。

随筆「銀砂子」を国会図書館のデジタルサービスで閲覧

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大橋先生のご指導を受け、さっそく国会図書館のデジタル化資料送信サービスを利用して清方の随筆「銀砂子」を閲覧しました(登録していたので、すぐに読むことができました)。

金澤八景のフィールドワーク

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今日は、清方が絵日記を描いた金澤八景・金沢文庫に行ってきました。絵日記に登場する別荘跡、称名寺、裏山、能見堂跡などをまわり18000歩。山坂、階段が多くて、清方は健脚だと改めて思いました。

提出しました。中間報告書Ⅱ

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昨日、中間報告Ⅱを提出しました。

中間報告Ⅱの合間に「醜の美学」を読んで

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中間報告Ⅱのまとめを行っていますが、他教科のレポート提出があったため中断した期間がありました。

日本史・美術史・清方の年表一覧を作りながら思うこと

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大橋先生より、「清方のいわゆる『スランプ』の時期は、どのような試みが行われていたのか。そのカギを握っているもののひとつとして、絵日記の分析は大きな意味を持ちそうですね。」とのコメントをいただきました。ご指摘の通りで「絵日記はカギを握っているものの一つ」であって全てではないことを、改めて認識しました。

清方の生きた時代

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先般の発表に対するご指導を受けて、清方の生きた時代と清方の歩みの関連性を探ることの重要性を感じています。

遅めの夏休みに思うこと。絵日記の位置づけ

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遅めの夏季休暇を取っていたものですから更新が遅れてしましました。今年は久しぶりにパリへ行きましたが、10月の発表が近いので、清方のことが頭から離れず、でした。そうした中で、外苑のスクーリングも踏まえ思っていることは、絵日記の位置づけです。

研究とは別ですが、3Dモデリングを活用した文化財保存について

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ゼミの発表で芳賀さんが3Dモデリングに触れていました。3Dモデリングとは、コンピューター上で立体的なオブジェクトを作成する技術で、たとえば、家具のデザインを3Dモデリングで行うと、実物を作る前に形状やサイズ・重さを確認できるのだそうです。震災の影響で破損し修復無理な石像があったことを踏まえ、これを応用して石像などを3Dモデルで保存し災害後に生かしたいといった内容でした。被災の状況を見ている方だからこそのご意見で、技術の進歩とともにこうした考えを素晴らしいと思いました。

「日本画の歴史 近代編」を読み始めました

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外苑でのスクーリング時に、先生から勧めていただいた「日本画の歴史 近代編」を読み始めています。

外苑キャンパスのスクーリングに参加しました

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8月31日、9月1日は外苑キャンパスでのスクーリングでした。あいにく台風の影響でZOOM参加となった方もいましたが、三上先生や大橋先生から直接指導もいただけて、楽しい2日間でした。

7月28日 絵日記の賛をテキスト起こしています

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鏑木清方の絵日記の賛、添え書きをテキストに起こしています。この作業は絵日記を改めて見る良い機会となりました。清方が何を描きたかったのか想像したり、実際に自分が見た情景と絵日記が重ね合わせたりしています。少し時間がかかりそうですが、データベースとして使えるように記録いたします。

絵日記の添え書きをテキスト化しました

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週末は、清方の絵日記(5冊)の添え書き(賽)を読み、テキスト化しました。添え書きは場面説明の時もあり、絵だけではわからない清方の気持ちや出来事が描いてあることもありで、思った以上に時間がかかりました。

論文基礎のスクーリングと「鏑木清方記念美術館」

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8月3日は「論文研究基礎」のスクーリングで、一日中、一つの論文と向き合い、精読・要約をしました。時間制限がある中で、集中して読むのは初めてで緊張しました。授業の中では先行論文への向き合い方のお話があり、200~300文字程度で簡単な要約を作っておくと後々役に立つとのこと。先行論文カードやノートを作っている方もいるそうで、学ぶこと多々でした。

7月19日 京都の美術館に行きました

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今週は、出張や会議があり仕事中心でしたが、空き時間を利用して京都の博物館や美術館に行ってきました。

7月13日 研究をしているわけ

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中間報告書を提出してほっとした週末を迎えていますが、急に「なぜ研究をしているのか気になりました。そこで久しぶりに「近代の芸術論」(中央公論社)を開いています。山崎正和「人生にとって芸術とは何か」やフィドラー「芸術活動の根源」、ハリソン「古代芸術と祭式」など8編からなるもので、ちょっと読むと眠くなります。

7月7日活動報告

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7月7日 主な活動報告

今日の報告

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初めてポートフォリオにアクセスしました。不慣れですが頑張って更新をしていきたいと思います。