5. 夢1 いつものように。
- 小説ゼミ1
今日が不安な日は夜が来るのが怖くなる。
夢をみれば外が赤く輝く窓が目の前にあって、
なぜかそこから真っ暗な下へ
飛び降りようとしている僕がいた。
これは本当にただの夢だ。だけどこんな事するなんて最悪だった。
目を覚ますまであとどれくらい時間があるかな、嫌になる!
場所は…いつもどこだかわからない。
多分マンションだとおもうけどいるのは僕だけ。
冷たい長い廊下に立っているよ。
ここ、いつも寒いんだよね。
いつまでたっても誰も来ないし、
いつまでたっても朝が来ない。
…ていうかいつまでも待ってなんていられないんだけど、
どうしていつもこうなるのかなぁ!
なので仕方なく、僕が窓から飛び降りれば
かならずそこで目は覚めて
朝になった。
いつまでも夜のままでいるよりはマシなんだろうけど。
夢って勝手にみるのに、なぜか操る事はできないんだよね。
操れたらどうなる?
多分、悪酔いするかも。
朝から吐くなんてごめんだよ…。
・この作品のイメージ
いつもおもうけど、
なぜ夢はクラクラとした感覚がありながら悪酔いしないのかとおもう。夢をみている途中の体から意識が離れているような感じがするのと、関係しているのだろうか。